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2014年1月15日

iPhoneでドコモが復調、ってホントか

ドコモが昨年12月に「純増数トップ」になったのはMVNOのおかげ? Slashdot
おッ、と思ったので以下、電気通信事業者協会(TCA)と総務省の資料から、純増数統計がざっくり過ぎる、ドコモiPhoneは売れているのか、の2点について。
自身は、iPhoneでドコモが復調と1月11日に記していて、MVNOのことにはコレっぽっちも触れていないので気になった。



TCAの純増数統計について

まず、通信キャリア3社の2013年4〜12月純増数の表をiPadのNumbersで作ってみたが、結局pngにしてるから意味ないな。
2013年4〜12月のiモード/spモードと、MNPの表も。

TCAの統計にはMVNO契約者数が含まれているが内訳な統計はないので、MVNOの統計は総務省のを参考にした。
電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成25年度第2四半期(9月末)) 総務省
表作成は面倒くさいのでPDF資料をコピペしてみた。
要約するとMVNOの契約者数は、携帯電話(ドコモ網を利用しサービスを提供している事業者)、PHS、BWA(WiMAX+AXGP)を合計すると、2013年9月までの累計は1,257万となり、日本の総携帯電話約1億3600万の1割近い規模にまで成長している。
MVNOの内訳は携帯電話・PHSが642万、BWAが615.3万とだいたい半々のシェアとなっていて、事業者でみると携帯電話はドコモ、BWAはauとソフトバンクというシェアだと思う。

2013年12月のTCA統計によると事業者別の累計は、ざっくりで、
NTT 6218万
KDDI 3961万
SBM 3453万
だが、MVNOを新枠だとするなら携帯電話・PHS642万が加わり、ドコモにおいてはPHS分を適当に42万差し引いた600万を、さらに6218万から引いた、
NTT 5618万
がドコモだけの累計の契約者数の現実的な数字に近いんじゃないかと思う次第。
これが、1つ目の本題。


さらに、月単位でMVNOの携帯電話・PHS分を差し引いたドコモの契約者数について。
MVNOの携帯電話・PHSの契約者数はコピペしたグラフにあるように、2013年4〜6月が累計14.5万なので単月にすると約4.8万、2013年7〜9月で累計49.3万なので同期間の単月の契約者数は約16.4万となる。

ここからPHS分を差し引かないといけないが面倒くさいのでそのままにして、この単月相当分の契約者数を最初のTCA統計の表のドコモの当該月から差し引けば、単月レベルでドコモの現実的な数字になるはず。
これはauやソフトバンクにも同様に言えること。

実際に差し引いてみると、ドコモの単月の契約者数はどれも、ほぼマイナス値になり相当悲惨な状況になる。
総務省からMVNOの2013年10〜12月契約者数の統計はまだ出ていないが、MVNOの契約者数を差し引いたらドコモに12月の純増トップは無理だと思う。

どちらかというと、MVNOの数字を差し引けばauとソフトバンクの累計シェアが逆転するのかどうか、というのも気になるところ。



ドコモiPhoneは売れているのか、について

で、2つ目の本題はドコモiPhoneは売れているのかだが、MVNOにMNPがほぼ無いのだとすると特にMNPの推移を見れば流出が減っているのは時期的にもiPhone効果だと思える。
また、iモード/spモードを時系列で見ると、12月の-13,600は前月の-99,900よりも増えている月になり、しかも相当改善している。
ドコモiPhoneの契約にspモードは必須なので、12月のドコモはiPhone効果があったと見てイイと思う。
さらに、BCNランキングも参考にすると、ドコモiPhoneは売れていると考えるべきだが、売れまくっているかというとMVNOの事も考慮すると微妙なのかなと。

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