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2011年2月27日

SIMロックフリーでソフトバンクはどう出るか

ドコモが4月発売以降の機種はSIMロックフリーにするという話。
昨年SIMロックフリーへのドコモの方針発表後にあげたポスト
今回具体的に明らかになったのは、ドコモがSIMロックフリーにしてもドコモの携帯機種代金は値上がりせず、手数料が数千円するということ。


繰り返しになるが、携帯キャリアのauは蚊帳の外なので選択肢から外れることでSIMロックフリーに関してはさらに注目度が下がる。
最近親会社に吸収合併されたイーモバイルも関係するが、影響ある関係はドコモとソフトバンク。
ユーザー目線ではSIMロックフリーが望ましい。
2007年からの既定路線とはいえ、完全にドコモ有利な国策誘導となる。

SIMロックフリーで考慮する最大の要点は電波網のステイタス。
この点に関してはドコモが最強だろう。
iPhoneで水をあけられている状況下でドコモが懸命に旗を振るのは至極良く理解できるが、しかしSIMロックフリーにして結局はドコモのみ有利になるというのは、ユーザーメリットという大義のもとでも、少し滑稽だ。

携帯キャリアの課題はSIMロックフリー下での収益構造。
どれだけ影響があるか次第なんだが。
相変わらず意味不明な2年縛りという契約が定着した現在は、SIMロックフリーを見越しての料金体系だったのかどうか。
2年縛りプランに料金メリットを提示しつつ機種購入時にキャリアへ留まらせ、解約時には大層な解約金がある。
グルーポンで話題になった2重価格のように、穿ってみれば業界をあげての2重価格といえなくもない。

いよいよSIMロックフリーがスタートすると、2年縛りプランだけで十分じゃないと判断されれば、さらに新たな料金プランも期待できる。
当然ながらソフトバンクからの。
変わるかもというのは、現在新規契約者にしか優しくないソフトバンクの方針など。
ソフトバンクにとってSIMロックフリーは、他社へ乗り換えられる最大の口実になるので、これを最終的にリスクを抑えつつ乗り切る方法を模索していることだろう。
無難なのはSIMロックフリーの手数料や解約金をさらに割高にして、毎月の利用料の割安感、継続ユーザーへのサービスや割安感還元など。


要するに、SIMロックフリーが根付くかどうかなんだが。
実際のところ鍵を握っているのはソフトバンク。
SIMロックフリー下においてドコモからユーザーが流出することはあまり考えづらいとなると、ソフトバンクからのユーザー流出動向はイコールSIMロックフリーの動向といえる。
ここが硬直してしまえばSIMロックフリーは有名無実化して、ガジェットアニアや海外旅行者のためのサービスや、日本通信などのツッコミポイント程度のオプションになる。
その意味でもソフトバンクの動向には非常に注目。
既に機種代が高くなるなどの安易な発言がドコモに覆されているようだが、どうなるやら。

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