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2010年3月28日

電子ブックで読書、にiPadは関係できるのか

電子ブック化は、産業構造的には喜怒哀楽が明確なようだが、エンドユーザーにとっての現状はまずビューワーとなる端末所持の有無で関係性ができるものと位置づけてみる。

日本での現状は、携帯電話、パソコンがコンシューマーユーザー向け電子ブックのビューワーとなっている。
とりあえずiPadも4月発売でビューワーとなる。

日本の携帯電話の普及率は高く、パソコンはぼちぼちなのかどうか知らんが、総じてこれらの普及率は高いと思われる。
ビューワーとなる端末はいずれも購入しないといけないが、既に普及率は結構な案配であり、現状は電子ブックを閲覧できる環境はほぼ整っていると考えていいと、大雑把にそういえる。
特に、現在の電子ブックビューワーのメインである携帯電話の状況がどのように変化していくかは結構重要なような。
一方で、電子ブックの産業は驚く程に育ってなくて、現在は500億円弱の規模らしいが、とりあえず年々徐々に増えてきいるよう。

まずユーザーが、読書のためにビューワーを購入するか、どうか。
携帯電話はコミュニティーのため、パソコンは仕事絡みなどのために購入して所持しているとすると、改めて読書のためにビューワーを購入するのか。
ここがビューワー専用端末と、iPadライクな製品の分かれ目だろう。
といっても現実的には、読書が目的なら既存の本、それも図書館にいけば無料で読めるし、ビューワーも既存の携帯電話やパソコンで済まそうと思えばできる。

同時に、携帯電話のキャリアであるドコモなどは、出版業界とある意味同様に、既存の電子ブック市場のメインを張っているプレーヤーである。
iPadなどの動向があるので、携帯電話による電子ブックの既存市場を守るべく、端末の大画面化や囲い込みの強化などを図ってくると思われる。
携帯電話のキャリアが、Kindleみたいなのを発売してもいいと思うんだが、この辺の市場動向の感覚というかキャリアにとっての電子ブックの位置づけは、はよインタビューでもしろよ、と思う次第。

日本でのiPadの普及を予想すると、楽観して数年で数百万台だが、普及してもこの程度だろう。
こう予想すると、iPad単体の普及は既存のビューワー端末の普及と比較するとあんまりインパクトがない。
だもんで、iPadと競合の盛り上がりによる動向が既存の市場にどう影響するのかが重要なんだろう。

要するに、電子ブックで読書をするのに、この数年でユーザーはどんなスタイルを選択するのか。
ビューワー端末に何を選ぶのか。
iPadとかも選択肢に入っているのか。

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